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2010年9月

2010年9月30日 (木)

お預け

昨日と今日で一つずつ僕に届け物があった。

昨日届いたのはETCカードである。

ETCの機械自体は先月付けたのだが、クレジットカードと言うものを持ってなかったのでカードが出来るのにやたら時間がかかった。

さて・・・とりあえず一度は試してみないとな~・・・

あんまり近すぎたら高速使う意味ないし、遠くへ行くだけの金も無い・・・

ま~試しに使ってみるだけだからどこでもいっか~行き先はまた考えるとして・・・とにかくドライブの楽しみが増えたのは嬉しい♪

で、今日届いたのは通販で買ったラジコンのパーツ・・・詳しく言うとサスペンションとスタビライザーである。

僕の車はモーターのパワーが車体に対して勝ちすぎている状態である。
ちょっとパワーをかければすぐスピンするし、直進安定性もとてつもなく悪い。

それを解消しようと思って購入した。

一体どのくらいよくなるのか?非常に楽しみだ♪

で、このETCカードとラジコンのパーツ・・・早速この週末に試してやろうと思ってるんだけど・・・

天気悪いやん!!

天気悪いと遠出しようと言う気にはなれないし、ラジコンなんて走らせられない・・・

そんなわけで、お預けをくらった犬状態である。

楽しみにしていたものが二つとも届いたのに、どちらも試せないとは・・・どんだけ日ごろの行いが悪いのか!?

通販といえば・・・

こないだ会社の人の所に警察から電話がかかってきたらしい。

その理由はと言うと・・・

その人が、通販でアダルトDVDを買ったらしいのだが、その販売店が、児童ポルノのDVDを扱っていたとして警察に検挙された。

で、あなたが購入したのもひょっとしたら児童ポルノじゃないですか?と言うわけで電話がかかってきたらしいのだ。

まあ、その人が買ったのはちゃんとした?DVDだったから当然お咎め無しだったんだけど・・・

でも・・・そんなことで警察から電話がかかってくることあるんだな~

それと、お預けといえば・・・

いつぞやの晩御飯はローストビーフだった。

そこらへんのスーパーで買ったんじゃねーぞ!!

おばあ様がお天満屋で買ってこられたものなのだ。

ウチでこんなご馳走が出ることなんて滅多に無い。

なので一枚一枚大事に大事に、ゆっくり噛みしめ味わいながらいただいた。

そのやわらかさ・・・味わい深さと言ったら☆

そこに母が一言

「○君(長男の名前)もいる?」

と聞いた。
妻が

「まだ○君には早いんじゃない?」

と言った時・・・よっしゃ、分け前が減らなくてすむ☆と思った☆

でも長男は・・・

「○もいる☆」

と言いやがった。

「じゃあ、ちょっと食べてみる?」

と一枚食べさせると・・・気に入ってしまったようだった。

母が
「ちゃんとゆっくり噛んで食べられーよ」

と言ったので僕も続けて

「そーだそーだ。滅多に食べられないんだからな!」

と言ったら

「そーゆー意味で言ったんじゃないんだけど」

と言われた・・・

母が言ったのはよく噛まないとのどに詰まるよ、の意味だった・・・ま・・・わかってたんだけどね(ホントかよ!!)

で・・。そのローストビーフが一枚お皿の上に残っている・・・

父と母は、もういらないと言った。

妻に聞いたら
「ウチももういいよ」

「じゃあ、遠慮なく・・・」

と思ったそのとき・・・

「まだいる~」
と長男の声・・・
この時、この最後の一枚が誰のものか決まってしまった・・・

どーせこの残った一枚は誰もいるとは言わないだろうとタカをくくってたから大切にとっておいたのに・・・まさかこんな伏兵が現れるとは・・・

こんなことなら今箸でつまんでいる奴をさっさと食べ終えて、この最後の一枚を自分の皿に持ってきておけばよかった・・・が・・・時すでに遅し・・・

2010年9月29日 (水)

みょ~な期待

今、妻は出かけている。

それをいい事に僕は愛人を家に呼び寄せ、さっきまで可愛がってやってたところだ。

久しぶりに会うと言うことで、ずいぶんセクシーな下着を着けてきていた・・・ふ・・・可愛い奴め♪

すいません・・・一行目以外はウソです(言わんでもわかるわ!!)

ここからは本当の話。

で、なんで妻が出かけているかと言うと、今度、友達が結婚すると言うことで、仲のいい友達数人と、イタリアンレストランでおめでとうパーティをするんだってさ。

なんでも、その結婚する友達には内緒にしているそうだ。
いわゆるサプライズパーティと言う奴だそうだ。

まあ、そう言う仲間がいるのは良いことだ・・・友達が少ない僕は正直うらやましい・・・

で・・・女の子の友達ばかり数人集まるという話を聞くと・・・

「今日可愛い娘来るん?」

と言うことを聞いてしまう・・・

で、その中で今日はこんな友達が来るとかあんな仕事してる友達が来るとか言う話を聞くんだけど・・・

「今日は歯科衛生士してる娘とか、看護婦さんしてる娘が来るよ♪」

「看護婦!?歯科衛生士!?」

と言うと、妻は半ば呆れたように

「・・・写メあるけど見たい?」

と聞いてきたので、うなずくと、ますます呆れたようだった(笑)

どーも制服系の職業をしていると聞くとみょ~な期待を持ってしまう・・・(苦笑)

制服ってのは、オトコを惑わす究極のアイテム・・・かも知れない(惑わされるのはオマエだけだ!!)

そーいや以前、ゲレンデでは女性が魅力的に見えるって聞いたことがあるけど・・・

スキーウェアに帽子、その上ゴーグルまで付けて、肌が露出してるところがほっとんど無いのに、どうして魅力的に見えるのか?ウインタースポーツをしない僕にはさっぱりわからない(苦笑)

僕は夏の砂浜でビキニの女の子見るほうがいいけどな~♪

そーいや浴衣からチラッと見える脚に色気を感じるという話も聞いたことがあるけど、足首周辺だけが見えて何が嬉しいのか!?さっぱりわからん・・・

てか・・・前にも何度か語ったけど・・・僕がスノボーとかそんなんが好きだったら絶対SUV買ってるな~

そんな僕はラジコンカーでオフロード走行を楽しんでいる(笑)

余談だが、車高の低い車乗ってると、ミニスカートの女の子のパンツ見えやすい。

前から思ってるんだけど、彼女らはそのことに気付いているのだろうか・・・それとも、気付かないままあんなかっこしているのか?

今時車高の低い車なんてそんなに数いないから、そんくらいの人数なら見られてもいいやくらいに思ってるんだろうか・・・

正直見えても嬉しくないし、変な言いがかり付けられてもイヤなので、背の低い車からでも見えない程度のスカートの長さにして欲しいと、いちスポーツカー乗りの僕は思うのであった・・・

2010年9月28日 (火)

魂のある者として・・・

はるか昔、キリスト教の人たちは、動物や植物は「魂」を持って無いと考えていた。

魂を持っているのは、「神」に最も近い我々人間だけであり、あんな知能の低い者どもが我々と同じような「魂」など持っているはずが無いと。

キリスト教は、この世界の全ては「主」が作り出したと言う考え方である。

星も、木々も、動物達も、人間もそれら全てを産み出したのは主である。

そして、その中で人間にのみ魂をお与えになられた。
だから、動物や植物を崇めるような宗教の人たちに対して、そんな魂を持って無いような物を崇めるのはいけない宗教なのですよ、と説いてまわったそうだ。

樹木を崇めていた人たちに、主の教えを説くために一番はじめにやった事は、彼らが「ご神木」として崇めている木を切り倒す事だった。

画家であり、動物記で有名なシートンが、オオカミを題材にして描いた「大自然の勝利」と言うタイトル(だったと思う)の絵が多くの人に非難されたのだって「獣に魂なんて無い」と言う考え方の人が多かったからだ。

ダーウィンの進化論がなかなか受け入れられなかったのもこの辺りに理由があるらしいしな。

そして・・・魂を持ってる我々人間は、魂を持って無い者達に対して「何をしても良い」と考えていた。

それでまあ、乱獲して種を絶滅させたり、無茶な交配とかしたりしたわけだけど・・・

この、魂を持ってる者は人間のみ、と言う考え方を聞いて、多くの人は「それは間違いだ」と思う事だろう。

今日、生けとし生ける者は皆、意思を持ち、魂を持って生きていることは常識である。

でも・・・動物や植物が魂を持ってる事を「意識」する事があるだろうか?

それらを「命」としてでなく「物」として見ている場合がほとんどでは無いだろうか?

例えば
「今年は野菜やさんまが高いわねえ~」

「今日はお肉が安くってよ」

「イベリコ豚って高いよなあ・・・」

「ミニチュアダックス人気があるだけあって高いな~」

と、値段が高いとか安いなどと、動物や植物を店で売っている「物」として見ている場合がほとんどではないか?

3億あればキリンとかゾウが飼えるなんて言う宝くじのCMもあったしな。

動物に魂があると言う意識があれば、動物園やペットショップで動物を見たら「可愛い」よりも「可哀想」が先に来るはずだ。

家族と無理矢理引き離されて、こんな遠い国に連れて来られて、あんな所に閉じ込められて「可哀想」とね。

それを見て可愛いと思えるのは、動物には、それを「辛い」とか「苦しい」と思う感情が無いと言う思いがあるからだ。

だって、もし自分なら遠い異国から連れて来られて、あんな所に閉じ込められて、見世物にされて一生を送るなんて絶対に嫌だからな・・・

ま、いちいちそんな事を考えていたら生活なんて出来ない。

・・・でも・・・

一年に一度、動物愛護週間の時くらい(今年は9月20日から26日までだったが)、そういうことを考えてもいいのではないか?

その動物愛護週間も、犬のしつけ方とか、動物の飼い方教室とか、そういうぬるい事しかやりませんな。

動物愛護とかほざくなら、この国の動物の現状を、もっと多くの人に訴えるべきだと思うのだが・・・

これだけ多くの動物(30万頭以上)殺処分してる国・・・お店で犬猫などの動物を店で売るという事が許される国・・・そんなことを許してる国に「動物の愛護と適切な管理」とか言われてもね・・・

そういうことを許しているから、無責任な飼い主がたくさんいるんじゃないのか?

本当になんとかしたいのなら、法律から見直すべきだと思う。

肉にせよ、魚にせよ、野菜や果物にせよ、動物にせよ、それらは確かに店で売られている物であり、お金を出せば買える「物」だ。

でも、その前に、彼らにも魂がある、もしくは持っていた者たちであるということは忘れないようにしたい・・・

人間以外の者には、何をしてもいいという考え方は、けっこうまかり通ってるんじゃないか?と思う今日この頃・・・

2010年9月27日 (月)

追いつこうとする者追い越そうとする者

この週末はお墓参りをしてきた。

で、母の実家にも行ったんだけど、そこで従姉妹と会って話をした。

この従姉妹もアニメとか好きなので話が会うのだ。
歳も近いしな。

「今年ひかりテレビつないでさ~」

「へえ~いいなあ~」

「で、それにビデオってのがあるんだけどさ。ジャンル別にいろんな作品が見えるのよ。好きな時に好きなだけ♪当然アニメのコーナーもあって・・・一度見始めたら止まらなくなるよ・・・」

それで、今はハウス名作劇場の愛の若草物語を見てるって言う話をした。

「今普通にやってるのは全然見てないんだけどね。」

「私も見てないわ。今のアニメは、アニメを見て育った世代が作ってるからなあ・・・」

従姉妹の話では、アニメを見て育った世代がアニメを作る際、どーしても自分が好きな作品の、見せ方とか手法を真似したがる傾向があるのだそうだ。

自分の中で「これが最高の作品」と言うのがあれば、それを真似、それに近付こうとする・・・だから二番煎じになりやすいと言うのだ。

言われてみれば、宮崎アニメとかに憧れて、そういうのが作りたくてこの世界に飛び込む人も多いだろうからなあ~

で、そういう見せ方が、オリジナルを超える事は決してない。

「アニメが好き」と言うのと、「宮崎作品が好き」とか「ドラゴンボールが好き」とかある特定の作品を指して好きと言うのはまた意味が違うんだろう。

宮崎作品みたいな物を作りたい、ではなく、今までに皆が見たことの無いような物を作りたい!くらいの気概が無いと名作と言うのは産まれないのかもな~

そーいや、チャンピオンを目標とし、チャンピオンに追い付こうとする者と、片やチャンピオンを追い越そうとし、その先を見据えている者・・・目標としているものの差が、勝敗を分ける事もある、と、伊達英二さんも言ってたっけな・・・(はじめの一歩より)

前にも語ったけど、ハウス名作劇場は、家族を持った今見ると、本当に心を打たれる・・・

それはきっと、世界名作劇場には家族愛をテーマにした作品が多いからなんだろうな。

人を傷つける愚かさや、我慢することの大切さ・・・戦争によって大切にしていたものを奪われたり、いぽうてきに価値観を押し付けられる辛さ・・・

そして、それらを家族で力をあわせて乗り越えることの素晴らしさ☆

ドラゴンボールとかおぼっちゃま君とか見ても、「ああ~こんなんだったよな~と言う懐かしさしか感じないけど、世界名作劇場は、大人になってから見たほうが断然面白い!

作者が伝えようとしていることが、大人になった今の方がより伝わってくるからだろうな・・・

余談だが、従姉妹と痛車の話になった。

「ちょっと前から痛車よく見かけるようになったけどさ、それが痛車だってことはわかるんだけど、それが何のキャラクターなのかはサッパリわからん・・・萌え系はあんまり見ないからな~」

「私もわからん・・・てか、その作品が好きなのをアピールする方法としてもどうかと思うんよね~・・・自分の嫁(オタクは自分の好きなキャラをこう呼ぶらしい)ならそんなに見せびらかさずに大切にしまっとけ!と思う・・・まだ抱き枕とかの方が理解出来るわ。」

「あ~~それはあるかも(笑)てか、あれって、年数経ったら色あせたりするんだよな~」

「そんなに何年も愛し続ける奴やこおらんじゃろ。3年も経ったらまた別の嫁が出来るんじゃない?」

「なるほど、確かに。一つの作品をず~っと愛し続ける奴なんて滅多にいないもんな・・・」

「そーいや、今から10年くらい前に、ストツーのキャラクターを描いてある車見たことあるけど、あれはかっこよかったわ。」

「あ、それかっこいいかもね☆てか、なんで痛車って萌えキャラばっかなんだろ・・・皆が知ってるところでセーラームーンとかの絵を描いてる奴がいてもいいような・・・」

「あっはっは、それは流石におらんじゃろ~」

「でもあれだって、けっこうおっさんとかでも好きな人いたんじゃなかったっけ?」

「そうね~・・・試しにあんたやってみたら?スポーツカーなんだし(笑)」

「絶対イヤ!」

こんな話をず~っとしてたな・・・あの日は・・・

岡山で、セーラームーンが描かれているS2000を見かけても、それはワタシではありません(爆)

2010年9月26日 (日)

めんどくさいけど・・・

明日は健康診断・・・

ある意味一年で一番憂鬱な日である・・・

今年はまだいいが、35歳になる来年からはバリウムを飲んだり、検便取ったりしなければならない・・・

あ~めんどくせ~めんどくせ~・・・かと言ってずる休みしたら余計面倒な事になる。

・・・ま、でも、これやってるおかげで健康でいられると思えばありがたいものではあるけど・・・ね☆

そ~いや、ある日、妻と泌尿器科の話になった。なんでそんな話になったかわからんが・・・

「例えばさ、子どもが包茎手術受けるとかと言うのなら、別に何も無いと思うんだよ。でも、もし僕のアレに異常があって、泌尿器科の先生に見てもらうとするじゃん。そこに、すごい綺麗な看護士さんがいたとしたら・・・勃つだけならまだいい。でも、もしも出ちゃったら非常に恥ずかしいことにならないか?」

「・・・それはどうか知らないけど・・・まあ、ウチも最初産婦人科の先生に見られるのイヤだったけど、一度見てもらったら慣れたよ。」

「そんなものかなあ~・・・もし泌尿器科に行くことになったら、診察を受ける前に全て搾り出してから行かないとな・・・全部出しときゃ出ることも無いだろ・・・」

でも・・・アソコが痛くなったときに果たしてそれが出来るかどうか!?

泌尿器科に行くことになって、もしその医師に看護士さんが付いてるなら・・・美人じゃない方がいいかも(笑)

2010年9月25日 (土)

一体何がそんなにいいのか?

今日のもグダグダです。

こないだ、ひかりテレビで「20世紀の名車たち」と言う番組を家族で見ていた。

その回はイギリスのモーガンの特集だったんだけど・・・

妻に

「僕がこんな車で迎えに来たらどうする?」

と聞いたら

「絶対にイヤ」

と言われた。

サイドウインドウの無い、本物の「ロードスター」
モデルによっては幌さえ無い超スパルタンな車。

その上、妻は元々クラシカルな車が好きでは無い。

一体感のある最近の車と違い、ボンネットとフェンダーがモロに別々にわかれている昔ながらのデザインのこの車を好きになるはずも無い。

エアコンやオーディオなんて当然標準装備では無い。(下手すりゃオプションでも用意されてないんじゃないのか???)

そんな車が・・・快適性や利便性のかけらも無い車が・・・(これは言い過ぎか?)一番下のモデルでも600万以上の価格で売られている・・・

僕も正直欲しいとは思わないが、機会があれば乗ってみたい・・・が、妻はそれすらノーサンキューだそうだ。

そーいや・・・今は男女共に車好きは多いけど、いわゆる旧車と呼ばれる車に乗ってるのは圧倒的に男性の方が多いような気がする。(一応書いておくがモーガンは現在も新車販売されている。)

フィルムカメラ愛好家は女性の方もたくさんおられるが、でも、クラッシックカメラの愛好家は圧倒的に男性の方が多い・・・気がする・・・

レコードにこだわってる人も、男性が多いような気がする。

新しい便利なものがあるのに、わざわざ旧い物、壊れやすい物、その上手に入れるものが困難な物・・・当然そういうものは壊れたときに部品の入手も困難なわけで・・・で・・・便利で無い上に高価な物を選ぶ人は・・・男性の方が多い・・・と思う。

僕はこれらには当てはまらないけど・・・なんとなくそういうものを愛する気持ちはわかるような気がする・・・

今の車はほとんど電子制御で、機械的に動いてる部分は昔に比べ大幅に減った。

燃料供給や、その車がATなら変速も電子制御だし・・・スロットルバタフライも最近は電子制御だっけ・・・

カメラだって、特に最近の奴は測光は機械任せで、カメラの中でどのような計算が行われてるのは使ってる側にはわからない。

音楽もCD入れれば後は機械が勝手にやってくれるしな・・・

と言うわけで最近の機械は、機械の方がなんでも勝手にやってくれる・・・機械に使われているような気にさせられる気がする、と言うのは・・・確かにあるよな~・・・

仕事の道具なら便利なのに越したことは無いけど、趣味に使うものであれば、便利であることよりも、楽しい事の方が大事だ。

正確無比な計算で適正露出を出してくれる機械よりも、自分でいろいろ考えながら露出を決めた方が「楽しい」し、いつも正確にギアチェンジをしてくれる車よりも、下手でも、タイムが遅くても自分でギアチェンジをした方が「運転してる」と言う気分にさせてくれる。

失敗をしない、もしくは、失敗をすることが少ない機械よりも、失敗する事は多々あるけど、「自分が扱っている!」と言うことを実感させてくれる機械の方が・・・愛着は湧くかもね~

失敗することの少ない機械に価値が無いと言っているわけではもちろん無くてね。

ま~こんな話、バイク乗りの人に言わせりゃちゃんちゃらおかしいかも知れない。
「4輪乗りが何を言うか」と(苦笑)

バイクは機械に頼れる部分が少ないから人間がやらなければならないことは車とは比較にならないほど多いし、自転車や馬ではとても出せないようなとてつもないスピードが出るしな・・・その分リスクも高い。

だから、バイクを一度好きになればもう病み付きになるんだろうな~・・・多分・・・

だから・・・最近は失敗する事を必要以上に恐れる人が多いから・・・バイクは不人気なのかも・・・

リスクを少なくしようとすることは人生では大事だけど、でもそれだけじゃあ・・・楽しくは無いよね~~・・・バイクの免許持ってないくせにえらそーに言うなって感じですが・・・

みんなと同じものを選んでいれば、みんなと同じ事をやっていれば間違いは少ないけど、間違いが少ないと言うのと、楽しさと言うのは比例しないから・・・

あ・・・でも結婚相手を間違えたら、とても「楽しい」人生とは言えないかも・・・(苦笑)

少なくとも、子どもが2人いるのに二人乗りの車乗ってることは「正しい」ことでは無いとは思う。(妻の車は4人乗りだけど)でも、正しい選択で無くても、僕は楽しい毎日を送っている♪

リスクを避けること、流行についていくことばかり考えて、自分にとって本当に「楽しい」と思えることを見つけられずにいる人って・・・案外多いのかも・・・

そういう意味では・・・旧い物を愛せる人と言うのはかなりの幸せ者なのかも♪

で・・・

実用的な物を楽しく使用するという点については、女性の方が上だと思う。

例えば靴でも、歩きやすさを犠牲にしてでも、わざわざヒールの高い靴を履いて自分の脚を綺麗に見せたり、携帯電話にいろいろ飾りつけをしたりとか・・・

携帯電話といえば、メールでも、男性よりも女性の方が派手にデコレーションしている場合が多いしな~

車にしてもキティちゃんで飾りつけしたりとかしてる人いるし・・・

なんて言うのかな~・・・歩きにくいハイヒールと言い(僕は履いた事は無いが(笑))、履くのに手間のかかる紐パンと言い(僕は履いた事無いが・・・でも脱がした事はある(笑))まつ毛パーマや付けまつ毛と言い、「邪魔だろそれ?」としか思えないような付け爪をつけたりとか・・・あっても無くても別に困らないようなものを身に付けたがる人が女性には多い気がする・・・

多少便利さを犠牲にしてでも、手間隙かかっても「日常」を楽しく過ごすことに重点を置いてる人が女性には多い・・・と思う・・・

化粧とか、付けまつ毛とか、僕から見たら「めんどくさそ~」と思うことを彼女らは楽しそうにやってるんだよな~ハイヒール履いて街歩こうなんて、とても思えないしな・・・

でもこれって案外お互い様なのかも・・・

僕がどうして化粧なんてめんどくさいことを楽しそうに出来るのか?と不思議に思うのと同じように、女性は女性で、なんでプラモデルとかラジコンとか、あんなめんどくさいことが楽しいのか?と思ってるだろうし、なんでわざわざハイヒールなんか履きたがるのか?と思うのと同じように、なんでそんな不便な物をありがたがるのか?と向こうも思ってることだろう(笑)

ちなみに・・・ハイヒールなんかとか言ってしまったが・・・なんだかんだ言ってハイヒールを履いた女性は大好きです☆・・・脚フェチですから♪

黒いパンストに真っ赤なハイヒールなんか履かれた日にはもう・・・(笑)

モーガンのことを書きたかっただけなのに、TBSの格闘技の奴見ながら書いていたらとりとめの無い文章になってしまった・・・ま、いいや♪

2010年9月24日 (金)

いじめっ子は許さない!!

このセリフ、わかる人はわかるだろう(笑)

あなたが、人生で一番最初に「かっこいい!」と感じた曲は何ですか?と問われれば・・・

アニメ、は~いステップじゅんのOP「びん感メカニック」と答えるだろう・・・

アニメの内容はほとんど覚えていない。

機械が大好きで背が低いことをコンプレックスに思ってる主人公の女の子。

その女の子の憧れの男の子はちょっと不良っぽくてバイク乗り回してたような・・・

その男の子がもてもてなのは言うまでもなく、中でもお金持ちのお嬢様で意地悪な奴がいたような

じゅんは機械に強いからその男の子のバイクを改造してあげたりしてちょっといい感じになったりしながらもなかなか恋愛までは発展せずに日々は流れていく~~みたいな話の流れだったよ~な・・・

で、どーしてこの歌をかっこいいと思ったかと言うと・・・

多分、機械関係に使われる用語がいろいろ出てくるところが子どもながらにかっこいいと感じたんだと思う・・・

例えば・・・

密かに感じた周波数、とか、ミリオンビットの視線で、とか、ハートの回路とか、インプットとか・・・

で、この歌・・・実は今でも車の中で時々聞いてたりする。

びん感!メカニックをかけながら走ってるガンメタのS2000を見かけたら、それは僕・・・かも知れない(笑)

てか、この歌、女の子の恋愛感情を歌った歌としても完成度高いと思うんだけどな~☆

他にもバグってハニーのOP、EDが好きで、CD探してるんだけどなかなか見つからないんだよな・・・

そーいや最近のアニメの主題歌にはよく普通のポップスが使われてたりする。

「あんなのはただのタイアップ曲だ。アニメの主題歌としては失格だ。」

と言う声が時々聞かれる。(最近はほとんど聞かれなくなったが・・・)

確かに、そう言いたい気持ちもわからんではない。

その歌の完成度の高い低いは別にして、番組の内容とまったくリンクしていないような歌を主題歌に持ってくるのは、子どもの耳にそのアーティストの声を覚えこませて、ファンとして取り込んでやろう、ついでにその親にもアピール出来るしな、と言うレコード会社のいやらしい思惑がミエミエなのが気に入らないという気持ちもわかる。

でも・・・それって別に最近はじまったことでもない。

例えばきまぐれオレンジロードのOP、EDは番組とほとんど関係の無い曲だったではないか。

主人公は中学生なのに、君を乗せてクーペが飛び出すとか、あなたと車を滑らすとかなんとかそんな歌だったし、ハウス名作劇場でも番組とは関係無いような歌がちょくちょくあったし・・・

だから別に今になって言わなくても~・・・と思う・・・

てか、JAMプロジェクトのわざとらしい歌詞の方が不愉快なのだが・・・

魂とか、鼓動とか、光とか闇とか、勇気とか・・・そういう言葉をちりばめて「アニソンてのはこういう歌を言うんだ」と言うことを見せ付けようとしてる(ように僕には見える)のは・・・ちょっとね~・・・

景山ヒロノブとか奥井雅美が個人で歌ってる歌の方がよっぽどイイ☆

それはさておき・・・

最近は、車の中で聞きたくなるような・・・子どもっぽい言い方をすればカッコいい曲に出会うことがめっきり少なくなった気がする・・・

テレビとか見てても、今すぐにでもCD買いに行きたいと思える歌に・・・最近会って無いな~
若者のクルマ離れの影響も案外こんなところにも出ているのかもな~
そーいや最近「車」が登場する歌も少ないな・・・

だから最近は中古CD屋さんとかレンタル屋さんに行くことが多い。

今一番のお気に入りは・・・中原めい子♪

極楽鳥のテーマを聞いて悦に浸りってる奴が運転してるガンメタの・・・(もういいって!!)

余談だが・・・

昔、友達とゲームやってたとき、よくアニメのセリフを言ったりして喜んでいた。

ストツーでアッパー昇龍拳くらったときには
「メインカメラをやられただけだ!」とか言って強がったり・・・ま、ガンダムは定番として・・・

他には・・・RPG伝説(ロープレ伝説)ヘポイのセリフはよく使ってったっけな~・・・みんなほとんど見てなかったくせに・・・

例えば、ボンバーマンで、相手がたくさんアイテムを取ってパワーアップしてるのに、こちらがほとんどアイテムを取れなかった場合、要するに大きな戦力差はついてほとんど「いじめ」にしか思えないような状態になったとき・・・

「いじめっ子は許さない!!」とか言う奴がいたら・・・

「このへポリスの勇者め。へポリスの力を見せてみろよ」と返す奴がいた。

で、大体へポリスの勇者の方が負けちゃうんだけど、そしたら勝った奴が

「ダークへポリスの力を思い知ったか☆」などと言っていた。

今思えば・・・バカだったよな~(笑)

へポリスの勇者と言うのは最大の侮辱の言葉だったよな~

お前は体の二倍ほどもある剣を振り回してりゃいいんだよ、とか言ったりして♪

以前、人の趣向はそれぞれと言ったけど、ハゼドンとカバトットを面白いって言ってる人は僕の周りにはいなかったな~

大体あれらは歌からしてむかついた・・・

ハゼハゼハゼドン♪ハゼハゼドン♪

とか

カバとトットは仲良しこよし カバとトットでカバトット♪

って・・・子どもをバカにしてんのか!!??と、今でも思う・・・

あとロボっ子ビートンとか樫の木モックも好きではなかったな~・・・

そーいやまんが水戸黄門もとんでもないアニメだったな~

でも、かくさんが力だすきをするときに「これさえあれば百人力~」と言うんだけど、このセリフもよく使わせてもらったっけ・・・ゲームでパワーアップしたときとかに・・・

あ、流石に運転しながら「なんぴとたりとも俺の前は走らせねえ!!」は言ったこと無いですよ♪てか、F見てなかったし・・・

あ~~次車いじるとしたらサイバーシステム積みたいわ・・・

ところで、僕の周りには「聖戦士ロビンJr」と言うアニメを知ってる奴がいないんだけど、そんなに人気なかったのかな?アレ・・・僕もタイトルくらいしかわかんないけど・・・

てか・・・このネタ全部わかるという人、ぜひ親友になりたいです(爆)

ふう、鳥人間コンテスト見ながら書いてたらとりとめの無い文章になってしまった・・・

はじめてのお使いとか24時間テレビは嫌いだけど、鳥人間とか高校生クイズとか、日テレのこういう企画は好きだ。

でも・・・ミヤネさんのインタビュー長々とやるより、ダイジェストで早送りした各チームの頑張りをもうちょっとじっくり見せて欲しかったとも思うけど・・・

2010年9月23日 (木)

歌いたかっただけ?(笑)

ああ 約束の土地へ どうぞ導いて 罪人の群れを~♪

と言うわけで・・・(どういうわけだ)

昨日の話の続きだが・・・

今回の検事の事件と言い、母親による虐待と言い、秋葉原の無差別殺人と言い、どうも僕は罪を犯した方に肩入れをしてしまう・・・

確かに、罪を犯した人間には憤りを感じる。

あの検事がいい加減な事をしたせいで、あの局長さんの人生は大きく狂わされただろうし、いきなり刃物で刺されて命を奪われる理不尽さ、母親に命を奪われる気持ちなんて想像することさえ出来ない・・・

でも僕は、罪を犯した人間以上に、失敗をしてしまった人、過ちを犯してしまった人を一方的に責め立てる人間が嫌いだ。

そういう人がよく言うのは

自分は絶対あんな事はしない

だ。

自分がその立場に立った事もないくせに、よくそんな事が言えるな・・・

もし、周りに腹を割って話せる仲間が一人もいなかったら?

もし、自分の周りにいる人たちが、自分の揚げ足を取る事が大好きで、自分の失敗を嘲笑するような連中ばかりだったら?

もし、自分の伴侶が文句しか言わないような人間だったら?

それでも自分は「そんな事は絶対にしない」と言いきれるのか?

僕なら、自分の話を聞いてくれる人が一人もいなかったら、自分の失敗を小馬鹿にするような人間ばかりだったら、きっと何かやらかしてしまうと思う・・・

そう考えたら、自分の話を聞いてくれる人、自分の頑張りを認めてくれる人と言うのはとてもありがたい存在だな~

自分の頑張りに対して
「頑張っとるな~」とか「お疲れさん」と言ってくれる人。

自分が失敗した時に、励ましてくれる人。

自分がいい加減な事をした時にたしなめてくれる人。

そして、「行ってらっしゃい」と言って送り出してくれ、「ただいま」と言って迎えてくれる家族。

そういう人たちがもし自分の周りにいなかったら、彼らと同じ事をやらないと言い切れるだろうか?

自分の周りが、意地悪な人ばかりであっても、果たして思いやりを持った行動が出来るだろうか?

自分なら絶対にそんなことしない、と言う人は、自分の周りにいる人たちの存在を軽んじてる人たちだと思う。

それともう一つ。

検事のくせに、とか、母親のくせに、とか、先生のくせに、とか、警察官のくせに、とか言う人もいるけど・・・

どんな立場であれ、どんな職業であれ、その職業の人である前に、弱さを持った人間である、と言うことは決して忘れてはならないと思う。

どんな人間でも、条件がそろえばやってはいけないことをやってしまう弱さを持っているのだから・・・

どーもこの手のニュースを見てると、罪人=悪人と言う目でみんな見てしまってやいないか?

罪を犯すのはその人が悪い人だからで、そんな悪い奴は絶対に許すわけにはいかん!!と思ってる人はかなり多いのではないだろうか?

でも、罪を犯したからといって、その人が悪人である、と言う場合ばかりでも無いと思う。

さっきも語ったように、心の弱さと言うのは誰にでもある。
罪を犯してしまう可能性は誰にでもあるのだから・・・

ああ 洗い流す雨 今降り注いで 罪人の群れに 

ああ 心から汚れた 人はいない 雲間から 降りてくる 光が欲しい♪

機動警察パトレイバーより「約束の土地へ」でした♪(歌いたかっただけ???)

2010年9月22日 (水)

誰の胸の中にも・・・

いつか見たなんかの番組と、小澤竹俊医師の受け売りだが・・・

目の前の赤ちゃんの死は、新しい家族を迎え入れる日を楽しみにしていた人たちにとっては、相当なショックに違いない。
まるで天国から地獄に突き落とされたような気持ちになるのではないだろうか?

で・・・この目の前の「死」を、受け入れられる人と、受け入れられない人とがいるらしい。

受け入れられない人の中には、亡くなった赤ちゃんの顔をそれっきり見ることさえないそうだ。

申し訳なくて顔向けが出来ないと言う人もいれば、この子の事は、もう無かった事にしたい・・・そう思うお母さんはけっこうおられるそうだ。

でも、長い間お腹の中で命を育んだ記憶、産まれる日を楽しみにしていた記憶はとても無かった事に出来ものではない。

この場合・・・いつまでもこの事を引きずる人が多いそうだ。

それよりも、亡くなった自分の赤ちゃんをきちんと見て、目の前で起こった事を受け入れる事、一度自分の中できちんと区切りを付けた方が後悔は少ないと言う・・・それによって、一歩前に踏み出せるのだと・・・

赤ちゃんの顔をきちんと見てあげることは何より赤ちゃんのためでもある。

と言うわけで、ここで、小澤竹俊医師が言っていた悲しみを乗り越える四つのステップを紹介しよう。

一つ目は、目の前の現実を受け入れること。

二つ目は、悲しい気持ちを押さえ込むのではなくて、自分の悲しいと思う気持ちを素直に表すこと。

三つ目は、事が起こった後の環境に適応すること。
例えば、自分の大事な人が死んでしまった場合には、その大事な人がいない環境に適応すること

四つ目は、その出来事を苦しみなく思い出せるようになること。

大事な人を亡くした場合に、その人のことを思い出して、また悲しい気持ちになるようでは、まだ悲しみを乗り越えたとは言えないし、過去の失敗を思い出して、「あの時ああしていれば・・・」と言う悔恨の気持ちが残っているうちはまだ乗り越えたとは言えない。

例えば、服を買い物に行った時に、ふと「あの人がここにいたら、どれがいいって言うかしらん♪」とか「あの失敗があったから、今の自分があるんだ」と思えるようになって、初めて乗り越えたと言えるのだ。

で、赤ちゃんを亡くしたお母さんの例を二つ紹介した。

自分の赤ちゃんの顔を見る勇気のなかった人にはいつまでもひきずる人が多く、自分の赤ちゃんと向き合えた人は、きちんと区切りをつけることが出来ると語った。

・・・赤ちゃんの顔を見る勇気のなかった人は、目の前の現実を受け入れると言う一番最初のステップで躓いてることになるんだよな・・・

でも・・・その現実を受け入れるには大変なエネルギーがいると思う。
受け入れられない人がいても・・・無理の無いことだと思う・・・

現実を受け入れるのは・・・時としてものすごく勇気のいることなのだ。
特に、大事な何かを失ったという現実を受け入れるのにはね。

大阪の検事さんが逮捕されたニュースが世間をにぎわしてる。

前代未聞のことに、呆れたり、憤りを感じる人も多い。

確かに・・・あの厚生労働省の局長さんの気持ちを考えれば、彼のしたことは許しがたいものではある。

でも・・・自分のしでかしたことが大きい事であればあるほど、それを認めるのには大きな勇気が必要になってくる。
そして・・・無かったことにできるものなら、無かったものにしたいと思うのは、ある意味人間としたら当然の心理ではないだろうか?

手柄を立てたい、あるいは、自分の失敗を消し去りたいと言う思いは誰の胸にもあるものだと思う。

彼には・・・ほんの少し前の自分と、きちんと向き合う勇気が足りなかったんだろうな・・・

それと、もう一つ足りなかったものがあるとすれば、人を思いやる心だ。

自分のことしか考えられなくなるから、犯罪を犯す、と誰か言ってたけど、まさにその通りだと思う。

例えば、電車の中で、人の財布を盗もうとしたとしよう。

ここで、人のことを何も考えられない人なら躊躇無く盗むだろう。

でも、多くの人は、そりゃ警察に捕まったら嫌だなと言う気持ちもあるかも知れないが、「財布が無くなったら、この人はきっとすごく困るだろうな」と言う思いも働くはずだ。
それを考えたら、とても人の財布を盗むなんて出来るものではない。

この検事さんも、自分のしたことで、この局長さんがどうなるか?と言う思いやりの気持ちを持つことが出来なかったんだろうな・・・

自分と向き合う勇気、人を思いやる気持ちが無いと、人はとんでも無いことをしでかしてしまうものなんだな・・・

マスコミも世間の多くの人も彼を厳しく責め立てることだろう。

でも、本当の意味で彼のことをとやかく言えるほど、僕たちはいつも心の中に勇気と思いやりを持てているだろうか?

例えば、普段は安全運転を心がけていても、ちょっと時間に余裕がなくなると乱暴な運転になって周りの人を危険な目に遭わせたり、一旦停止を無視して歩行者をはねそうになったり、電車の中の優先座席に悠々と座ったり・・・

それに・・・自分の過去を振り返って、自分のやってしまった全ての失敗に対して、いつも真摯に反省してきたかと言えば・・・そうでもない人も多いんじゃないか?

あの検事を責め立てるのもいいけど、人間の心ってのは弱いもので、その弱さは誰の心の中にでもあると言うことは忘れないようにしたい。

僕がいつも失敗だらけで、その上それと向き合う勇気を持ってないからそう思うだけかも知れないけど。

2010年9月21日 (火)

順位をつける意味・・・

先日B1グランプリなるイベントが行われたらしいが・・・

こうして、全国のおいしいものが集まるイベントは楽しいものだと思う。

でも・・・それに順位をつけるのはどうなん?
順位をつける必要なんて無いと思うし、そもそも食べ物のおいしさに順位なんてつけられないと思うのだが・・・

人の趣向はそれぞれ違うんだし。

一番票を集めたものが一番おいしくて、一番票の少なかったものが一番まずいなんて事は決して無いわけだし。

もちろん、そんな順位付けは余興で、みんなでいろんな地域のおいしいものを食べましょうと言うのが本来の目的なんだろうけど・・・

でも・・・岡山のローカルニュースを見てて「来年は優勝目指します」とか言ってるのを見てると・・・なんだかな~と思う。

そもそもB1グランプリで優勝することがそんなに偉い事だとは思わない。

だって、大阪のたこ焼きとか、明石の明石焼きとか、広島風、関西風お好み焼きとか、香川の讃岐うどんなどなど、そんなイベントに頼らなくても全国にその名を轟かせているではないか。

イベントにあやからないとアピール出来ないものに、そこまで魅力を感じないな~。

ま、B1に限らず、何かとランクを付けたり、こけおどしの数字を並べたりしているものはたくさんある。

例えばMとかRなどのお笑いのグランプリ。
笑いのツボなんて人によって違うのに、そんなのにグランプリもへったくれもあるまい。

それとか、音楽CDの売り上げとかダウンロード回数とかね。

たくさんCDが売れたからと言って、それがいい歌だとは限らないのに、音楽番組などではいちいちそれをアピールする・・・

いいなと思う歌や、面白いと思うもの、おいしいと感じるものは人それぞれ違うのだ。

それなのに・・・それらに順位をつける意味なんてあるの?

グランプリをとった料理が一番おいしいとか、グランプリをとったお笑い芸人が一番面白いとかなんてことは無いし、そもそも・・・料理とかお笑いとかってそういうもんじゃないだろ。

ましてダウンロードの回数やCDの売り上げ枚数の多さと言うのは、その曲の良し悪しにはまったく関係ない。

ま、世の中にこれだけまやかしの数字とかランキングに溢れてるって事は、自分で物を選ぶ事が出来ない人がそれだけ多いからなんだろうな。

自分はどんなものが好きなのかわからないから、テレビとか、雑誌の情報を頼り過ぎてしまうんだろうな。

自分で自分の好きなものを選べる人ばかりなら、そんなランキングとかグランプリなんてやっても意味無いもんな。

自分で自分の好きなものがわからないなんて・・・とても哀れなことだと思う・・・

ランキングに頼るって事は、結局それは人に選んでもらってるってことだからな。

その食べ物の一番のウリが「B1グランプリで○位を取りました☆」とか、そのお笑い芸人の一番のウリが「M1で優勝しました」て言うのを見ると、逆にたいしたこと無いのかなと思ってしまう。

その食べ物自体の魅力よりも、賞を取ったか取らないかの方を先にアピールするような人たちの作ったものに、そんなに魅力があるとは思えない。

M1にしてもそう。
ギャグの面白さよりも、M1で優勝したかしてないかを先にアピールするような人のやることに期待なんて持てない。

歌もね~・・・「何百万ダウンロードを記録した~」なんて、その歌の内容よりも先に数字の方をアピールされたら・・・もうどうでもよくなって来る・・・

グランプリを取ったとか、何枚売れたかの前に作品の魅力を言うのが先だろうが。

先に数字をアピールするのは自信の無さの現れにさえ思えてくる。

あ☆でも・・・「上から88、56、83で~す☆」とか言う女の子がいたら・・・かなりの期待の眼差しで見てしまう(笑)

街灯りがたくさんあると、夜空の星が見えなくなってしまうように、情報が溢れすぎると、自分の本当に好きなものも見えにくくなってしまうものなのかもな・・・