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2011年1月17日 (月)

たからもの

自然は誰に対しても平等だ。

太陽や月、星の光は誰にでも降り注ぐし、風や雨、所にもよるが雪だって、誰のところにも訪れる。

豊かな人にも貧しい人にも、美人にもそうでない人も、善人にも悪人にも・・・

どんな大金持ちでも、美人でも、善い行いをした人でも、自然災害と言うのは容赦なく奪う。

「あの人はいい人だから」なんて理由で手加減しない。

そして、どんな人にも自然は酸素を供給し、日光を浴びせてくれる。

あいつは金が無いから、とか、あいつはブサイクだから、あいつは極悪人だからと言う理由で分け隔てたりしない。

自然は誰に対しても容赦なく、誰に対しても慈悲深い・・・

阪神大震災から16年目の日に、そんなことを思った・・・

そして、人間を偏見の目で見るのも人間なら、差別やいじめをするのも人間だ。

容姿のいい人や金を持ってる人にちやほやするのも人間なら、ホームレスに石を投げつけるのも人間・・・

自分を不平等に扱っているのは、この広い世界で、多種多様な生き物がいる中で、人間・・・しかも、自分の身の回りにいる人間だけ。

そう思ったとき、ふっと肩の力が抜けたような気がした。

今まで人からの評価ばかり気にしていた自分がバカみたいに思えた。

幸せになるための第一歩は、人からよく見られるために力を使うのをやめること、なのかも知れない。

浜崎あゆみの歌じゃないけど、100人いる人が100人とも、僕の持っているものを「ガラクタ」だと言っても、そんなことはどうでもいい。

僕のたからものの価値は、僕だけが知っていればいいだけのことなのだから。

どーも最近は、服にしても車にしても人が「いい」と言ってるものを身につけることで、自分は幸せだ~と訴えかけようとしている人が多いように思う・・・

誰かに見せ付けるために、それを購入するのか?

誰かに見せ付けるためと言うことは、自分がいいと言う前に、周りが「いい」と思っているもので無いといけない。
そんなつもりで買い物をしている人がいるとしたら、「うらやましい」では無く「哀れだな」と思ってしまう・・・

僕が持ってる物で、自慢できるものなんて何も無い。・・・せいぜい股間の一物くらいだ?(いや・・・それもたいした事無い・・・どうでもいいか★(笑))そもそも、自慢するために、誰かに見せ付けるために買い物してるわけじゃないしね。

かと言って、自分が持ってるものがみすぼらしいとも思わない。周りの評価はどうあれ、それは自分が「いいものだ」と思って手にしたものなのだから。

恥も自慢も無し!それが僕の座右の銘である。

人に自慢できるものじゃないと、買う価値は無いですか?

人に自慢できる異性じゃないと、付き合う価値は無いですか?

みんなが「楽しい」と言ってることじゃないと、やる価値は無いですか?

決してそんなことは無い。

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