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2010年8月27日 (金)

余計な飾りは必要ない

昨日の日記で、日テレの番組について頑張りを伝えるのはいいけどそのやり方が気に入らないと語ったが・・・

ではどういう番組ならいいのか?と問われたなら、子ども達が頑張ってる姿を扱ったものであればNHKでやってるカラフル!とか、今やってるか知らないけど、みんないきている、などである。

これらの番組に出てくる子どもたちは、どこにでもいそうな子ども達である。

元気な子どもが主人公の場合もあれば、大人しい子どもが主人公の時もある。
病気や障害を抱えた子どもの頑張りを扱ったものもある。

障害のある子どもばかりを選んだりなんてもちろんしてない。

そして番組の内容と言うのは、子どもが何かやってる映像に、ナレーションが入るだけである。

人気のある芸能人が出てくる事も無いし、演出も無い。

だから、その子ども達の頑張りがストレートに伝わって来る。

人が頑張ってる姿を伝えるには、頑張ってる姿と質のいいナレーション、これだけあれば充分だ。

騒がしい芸能人やくだらない演出、まして手助けまがいの事など無用である。
逆にそういうのがあると見ている方としては興ざめである。

本当に人の心を打つ自信、感動してもらえる自信があるならであるならば、余計な味付けなどしないはずだ。

普段からカラフル!とか、ドキュメント物とか見ている者の一人からしたら、24時間テレビはくだらない演出ばかりが目立って、何を見せたいのか?伝えたいのかがさっぱりわからない。

更に言えば、夏のこの時期にだけ例のTシャツを着て頑張られても、ただのミーハーにしか見えない。

障害を持たれてる方、その方を支えられてる人それこそ24時間、一年中その障害と付き合って生きているのだから・・・

一年のうちにたった二日間だけ障害者の人たちのために頑張ってますよ~と言う顔をされてもなあ・・・

24時間テレビの一番気に入らない点は、障害者のためを思って作られてる番組の筆頭に挙げる人が多い、と言うことだ。

あんなくだらない番組でも、大きな施設を借り切ったり、人気の芸能人を起用したりして飾り立てれば、素晴らしいものに見えてしまうものなのだろうか?

ま~多くの人は、一般の人が頑張ってる姿よりも、芸能人が涙する姿を見て喜んでるんじゃないかな~・・・憶測だけど・・・

24時間マラソンにしてもなんにしても、あの番組は、芸能人や、日テレの好感度を上げるためのものにしか見えない。

「障害を持った子どもが頑張ってる姿」ばかりを扱いたがる24時間テレビと、「子どもが頑張ってる姿」をそのまま伝えているカラフル!・・・比べること自体が愚かだな・・・

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