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2010年11月11日 (木)

好奇心

こないだの、あさくち星空宇宙フェスタで、今度鴨方に建設される3.8mの望遠鏡の計画を立ち上げた人たちの講演会があった。

面白い話がたくさん聞けたのだが、その中でも、好奇心を持つ事の大切さ、素晴らしさのお話には非常に感銘を受けた。

今はいくら儲かったとかどうとか、自分のした事の価値をお金でしかはかれない人が多い。

だから、お金になるからやる、ならないからやらない、と言う考え方になってしまってる。

それではダメなんだと。

お金になるならないよりも、他人に認められるられないよりも、そんな事よりもっと大事な事は、自分がどれくらい「好奇心」を持って物事に取り組んでいるか?

それが一番大事な事であり、それこそが「ものつくり」の原動力である。

この人はかつてビル・ゲイツとも仕事をした事があって、ビルは、まだコンピュータがめちゃめちゃでっかい機械だったときに、「この機械を世界中のオフィスのデスクに置いてみせる」と豪語していた・・・と言う話もされていたが・・・

今、コンピュータがこんなに小さくなって机の上に置かれているのも、ビル・ゲイツの情熱とか好奇心の賜なんだな・・・

それはさておき・・・

この人は金になるならないとかよりも、自分がやりたいから3.8mの望遠鏡を作ろうとしている。

で、多くの人にこの望遠鏡で星を見て欲しいとおっしゃられていた。

今は、鴨方の180cm望遠鏡では一般の人対象の観望会は年二回行われているが、3.8m望遠鏡が出来たならもっとたくさん観望会をして欲しいと。

宇宙の研究の為、多くの人に見せるため、要するに宇宙に対する好奇心をあおろうとされている。

堀江とか村上とかの影響もあって、日本のお金持ちにはあまりいいイメージを持ってなかったけど、こういう人もいるんだな~

世界には、個人の名前のついた天文台もあるが、それは、その天文台をある事業主・・・一個人が作った(正確にはお金を出して作らせた)ものだからだそうだ。

国の予算が限られていてて出せないと言うのであれば、じゃあ私が出しましょうと言う人が・・・世界にはいるんだな~

これだけの効率化をしたとか、これだけの売り上げを出したとか、自分のした事をお金でしか語れない人が多い中で、この人の話は魅力的に思えた。

この話を聞いて、奥井亜紀のある歌の

寂しさ埋めるおもちゃじゃなくて 本当に欲しいものはなんだったろう

と言うフレーズを思い出した。

みんながやってるからそれをやる、とか、みんながいいと言ってるからそれを買う、で、みんなの興味が他所に行ったら自分もそっちに・・・と言うのは本当の好奇心とは言えない。


まわりが何をしてようが、どう思っていようが、そんなことは関係無しに、自分はこれが好き!と言える物がいったいどのくらいあるだろう・・・


いや・・・僕の場合けっこうあるような・・・(笑)そーいや僕の周りはマイナーなモノがけっこうあるようなないような・・・


そういえば・・・日本は技術的に優れた物を作りながら、世界には受け入れられなかったりする事がままある。


例えば、携帯電話とか・・・


それを、英語力が無いから・・・と言う声もあるが、案外好奇心が足りてないから・・・と言うのもあるんじゃないのか?


自分の作った製品に強い好奇心、強い思い入れがないから、あと一歩押し切れない部分もあると思う。


そーいや昨今の日本製の製品で野心的なものを見ないような・・・


かつて、メイドインジャパンはボロだクソだと言われてた時代・・・そんな時代に、ソニーは自社製のラジオを海外に持っていって見事に売ってみせた。


それは、自分達の作ったものにそれだけ強い思い入れがあったからだ。


それくらいの思い入れを持ってものづくりやってる人が、今はどのくらいいるだろう・・・


思い入れを入れて、好奇心を持って物事に取り組むようにしたい・・・


ちなみにこのお話をしてくださったのは藤原洋さんと言うある会社の社長さんである。


その前にお話をされた柴田一成さんと言う京都大学の教授さんの放射線とかスーパーフレアとかの話も面白かった☆


いや~こないだの日曜は本当にいいお話が聞けた一日であった♪


ちなみに次の日の月曜は有給とってのんびり出来た上、タミヤの1/70アポロ見つけられてよかったと書いたが、他にもいいことがあった☆


それは・・・妻がショートパンツに素脚だった☆のと、その日妻の友達がたまたま遊びに来て、その娘がミニスカートに網タイツだった事だ♪


脚フェチにはたまらない一日だった☆


って、オマエの好奇心は結局そこにあるのか!?


・・・いやいや、そこにもあるけど、他のところにもちゃんとありますよ☆

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