フォーマルハウト
今日、注文してたアクアマリンのアルバムが届いた(誰それ?と言う質問は受け付けない(笑))
そのアルバムの最初に「フォーマルハウト」と言う歌があるのだが・・・
妻に「フォーマルハウトって何か知ってるかい?」と聴くと自信満々に「知ってるよ」と言った。
「じゃあフォーマルハウトってなんだよ」
と再び聞くと
「星座だろ~」
と、抜かした
「・・・」
あっけにとられてしばらく何も言えなかった・・・惜しいと言えば惜しいが・・・自信満々に言っておいてそれとは・・・
それはさておき・・・アクアマリンのニューアルバム「地球星歌」とってもいい♪
早くライブ会場でナマで聞きたいな~
また明石とか神戸とか西はりまとか徳島とか甲奴とかに来ないかな~・・・アクアマリン♪
もちろん、岡山に来て欲しいのは山々ではあるのだが・・・(笑)
余談だが、昨日、プロジェクトXのすばる望遠鏡建造までの物語を引っ張り出して読んでみた。
小平さんと言う天文学者を主人公に物語りは展開されていくのだが、その中で印象に残ったのは、小平さんがドイツにいたときの、肉屋さんとのやりとりだ。
「お兄さん中国人かい?」
「いや、日本人だ。」
「なにしにきた?」
「天文学を学びに来た」
「そうか。じゃあ俺がオマエさんにソーセージを作ってやる代わりになにか天文で面白いことがあったら一番に教えてくれよ」
ドイツでは、天文学と言うのは、ここまで一般に認識されているものなんだ・・・それにひきかえ日本は・・・そのギャップに小平さんは驚かれたそうだ。
確かになあ~
「お仕事はなんですか?」
と聴いて
「天文学者です。」
なんて答えが返ってきたら、僕ならちょっと身構えるもんなあ・・・
「じゃあ何か面白いことがあったら教えてください♪」
なんてまず言えないだろうなあ・・・
日本では、何か特別なことが無いと宇宙のことで騒いだりしないもんなあ~
日食とか、今ならはやぶさの快挙とか・・・
でも、そのはやぶさに熱狂してる人たちの中でこれをきっかけに本当の意味で宇宙に興味を持つ人がたくさんいるといいな~
そうそう、この小平さんの物語の中で、政治家の先生方に予算を組んでもらえるよう説得して周る場面があるのだが、その中で
「宇宙の果てまで見える望遠鏡?それが一体何の役に立つのかね?」
と言う冷たい答えが返って来る・・・
その答えに対して小平さんは・・・こう切り返す
宇宙の果てを見るというのは、ただ夢とかロマンとかを求めるだけじゃなくて、それは我々人類のルーツを探求するということでとても意味があること。
宇宙を知ることで、我々は時間の計り方を知り、暦を作り云々かんぬん・・・それに宇宙の果てを知ることは今すぐに役に立つものではないけど、数十年の単位で見るときっと役に立つ云々かんぬん・・・
そんなに宇宙の果てが知りたいなら、他所の国の望遠鏡を借りればいいではないかと言う答えに対しては
「他国のクラシックのCDを買える環境にあれば、日本にはオーケストラは必要ないのですか?」
と切り返す。
このやりとりを面白いと思う反面、政治家の先生と言うのは目先の事しか見えてない人が多いんだなと思った。
何か利益をもたらすもの・・・いや・・・利益が出なくても、たとえ大赤字の施設だとしても、自分達が「天下れる施設」であれば喜んで作るくせに、そうじゃないものにはビタ一文出そうとしない・・・
おっといかんいかん、今日はそんな愚痴を語りたくて日記を書いたんじゃない。
言いたかったのは、アクアマリンのニューアルバム・・・本当によかった☆と言うことでした♪
ちなみにフォーマルハウトと言うのは星の名前である。
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