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2010年8月21日 (土)

出演理由が「それ」ではね・・・

いきなりきっつい内容ですが・・・
自分の好きなことで人を感動させることが出来る人ってそんなにはいない。
プロ野球の試合やオリンピック、サッカーのワールドカップなんかはテレビで放送されるが、小学生の運動会とか試合なんて放送されることはまず無い。
まあ、全国大会なんかだと放送されたりもするが・・・それは置いといて・・・
何が言いたいかと言うと、スポーツでテレビに出る人と言うのは人から「すごい!」と思われる
だけのことが出来る人たちだと言うことだ。・・・基本的には・・・ね。
そこらへんの小学生が水泳してるのを放送したって、視聴率なんか取れまい。
それを見る人と言うのは、多分その子の親とか親族とか友達とその家族くらいだろう。
しかし、24時間テレビではそれをやる。
どこにでもいる小学生が水泳とかなんとかをやってるところをテレビで放送してる。
その小学生が他の子と違うところがあるとすれば、それは・・・「障害」があると言うことだ。
障害の無い小学生が泳いでるところは「絵」にならないけど、「障害」を持ってる小学生が泳いでるところは「絵」になる・・・「感動」してもらえる・・・多分テレビ局が考えてるところはそんなとこだろう。
つまり、考え方としては、「障害があるのは特別なこと」と考えているわけだ。
言い方を変えれば「普通」の子では無い・・・・・・これって、思いっきり差別のような気がする・・・
僕の子どもは障害は無いから、障害者の親の気持ちなんて僕にはわからない。
だから憶測でしか語れないけど、もし、僕の子どもに障害があって、24時間テレビの出演依頼が来たとしたら、「ふざけんな!!」と思うことだろう。
あんた方はウチの子に「障害」があるからテレビに出させようとしているのか?
その障害を見世物にして、「感動」を呼ぼうとしているのか?「同情」を誘おうとしてるのか?
テレビに出演する理由が「障害があるから」では、はっきり言って惨めな気持ちになるだけだ。
24時間テレビの一番気に入らない点は、障害者と健常者の間に、あからさまにラインを引くところにある。
親からしたらね、自分の子どもが一生懸命何かをやる姿と言うのは感動するものなんだよ。
障害を持っていようと持っていまいとね。
障害を持ってる子が頑張ってる姿の方が、障害を持ってない子が頑張ってる姿よりも感動的、なんてことは決して無いんだよ。
それなのに、障害があってもこんなに頑張ってます!と大げさにアピールされると、差別してるようにしか見えない・・・
もう一度言うが、障害があるからと言う理由でテレビに出れても、嬉しいどころか、差別されてるんだな・・・と思うだけだ。
以上、一人の父親としての意見でした。
余談だが、昨日・・・
「あ~~~ポリアンナ物語で、トムじいさんの息子の。麦わら帽子かぶったオレンジ色の髪の色黒の若者の名前なんだったっけな~!?」
と言うことが急に頭をよぎり、いくら思い出そうとしても思い出せなかった・・・
ネットで調べるとすぐわかるのだが、それで思い出すのもなんか悔しいので、今日までずっと考えていたら、仕事中に
「あ☆ティモシーだ☆」
と急に思い出すことが出来た☆(真面目に仕事しろ!)
で、今は、
「エンタの神様にけっこう前に出てた、マジシャンみたいなかっこうして『想像してください』とか言ってた奴誰だっけな!?」
と言うことが思い出せない・・・ちなみにこちらは一週間くらい思い出せないでいる・・・ま、どうでもいい事っちゃどうでもいいことだけど・・・

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