ボランティア
今日は、国民文化祭のウチの一つのイベント「あさくち星空宇宙フェスタ」と言うイベントのボランティアに参加してきた。
このイベントが始まる二週間ほど前に、「アオシマから出てるはやぶさのプラモデルを作って欲しい」とある人から頼まれた。
と言うのも、はやぶさのカメラを展示するので、その隣に模型があった方がいいとの事だそうだ。
ま、引き受けたのはいいが・・・
普段・・・あんまり綺麗に塗り分けることもなければ、メタリック塗料で広い範囲を塗ることも無いので塗装はけっこう大変だった上、当然綺麗な仕上がりにはならなかったわけだが・・・
と言うわけで先日日記に書いたのはこのはやぶさのことである(笑)
でも・・・
そのはやぶさのカメラの隣に並べていると、まあまあ模型の方を見ていく人もいる。
そしてはやぶさのカメラの説明をするときに、その模型が使われたりもした。
けっこうたくさんの人が、僕の作ったはやぶさのプラモデルを注目していて見ている。
うまく作れても作れなくても、どこに飾っても邪魔者扱いされ、飾ったとしても結局はホコリをかぶったりして、小汚い邪魔物と化していた僕の作ったプラモが・・・
その・・・僕の作ったプラモデルが・・・人の役に立っている・・・こんなことは初めてだ・・・
正直・・・今回ほどプラモやっててよかったと思えたことはない。
頑張って続けている人の全てが一番になれるわけでは当然無い。一番になれる人なんて本当に限られた人だ。
でも、一番にはなれなくても、頑張って続けていればいい事の一つや二つはきっとある・・・今回のボランティアは本当にそう思えた☆
頼まれて作ったはやぶさの他に、今回はタミヤのスペースシャトルのプラモデルを作って持っていったのだが、こちらは宇宙服の展示室の入り口あたりに置かせてもらった。
こちらもそこそこ見ていく人がいたらしい・・・
このはやぶさとスペースシャトルは僕にとって非常に思い出深い作品となった。
ま、スペースシャトルは飾る場所ないから思い出とともに箱にしまってそのままだろうな・・・(苦笑)
いつか作ったイタレリの1/24トレーラーはホコリかぶったり、掃除するときに移動したときに部品が取れたりして悲惨なことになったからな~・・・ちなみに・・・イタレリのトレーラーは作ってない奴がまだ一つ積んである・・・
飾る場所も無いのになんで買うのか!?・・・やっぱ・・・そのときの「勢い」かな~・・・
それにしても・・・
今回みたいに「資料」として模型を使う場合、形さえしっかりしてさえいれば、塗装はある程度どうでもいい・・・むしろ無塗装でもいいのかも知れない・・・と思うようになった。
資料として模型を使う場合、どこにどのような機能のものがついているのかがわかればそれで充分なのだ。
そして、もうひとつ大事なことは、手に持ってあちこちから眺め回せることだ。
どこに何がついいてるかということを伝えるためには、いくら精密でも、部品が細かすぎてどこ持っていいのかわからない、と言うのでは困るのだ・・・置いたままではその方向からしか見えないから・・・
そういう意味では、エッチングパーツてんこ盛りの戦艦大和も、素組の大和も価値は同じである。
手すりやらなんやらがなくても、キットの内容だけで大和の持つ機能を充分伝えることが出来るのだから。
それが何かわかりさえすればそれでいい・・・この考え方に触れることで、なんか気持ちが軽くなった(笑)ま、今までそんな重苦しいものを抱えてプラモやってたわけじゃないけど(爆)
そう、いくらディティールアップしたところで、それが動くようにようになるわけでは無いのだからな・・・
でも、ラジコンのカスタマイズは基本的に金をかければかけるほどよくなっていくな~(苦笑)
お気楽に作って、多少雑になっても、人の役に立つ場合もある・・・
で・・・
今日僕の役割は「はやぶさを説明してください」との事だったが・・・
いや~・・・なかなか知らない人に声をかけたり説明するというのは難しいですな~・・・
しかも・・・僕、はやぶさという探査衛星についてもよく知らないしな・・・
これが星座神話とかなら少しはなんとかなった・・・かも知れないが・・・う~~む・・・正直ちょっと場違いなところに来てしまったと言う感じであった・・・
ま~当然、その場には学芸員の方とか、宇宙について詳しい人が常におられたので、出番なんてほとんど無かったんだけど・・・(苦笑)
さて、でもはやぶさとかスペースシャトルとか作ったから、なんかこういう宇宙モノのプラモをちょっと作っていってみようかな~☆
今度はアオシマから出てるアポロか・・・はやぶさリベンジしてもいいな~・・・今度ブックレット付きの限定版が出るし・・・スペースシャトル作ったから、今度オリオンのプラモデルが出るなら是非作りたいな~☆・・・飾るとこないけど(笑)